38.HondaFCのここまでを振り返ろう③
前回の続きです。ここまでのHondaFCを振り返ります
1回戦で福井ユナイテッドに勝ったHondaはJ1のコンサドーレと対戦。コンサドーレはメンバーを大幅に変えてのぞむ。八戸が倒されて得たPKを遠野が決めて先制。その後にPKをもう一度獲得するもこれは止められる。流れはコンサドーレに行くかと思いきや古橋のパスに抜けた遠野がループで決め2-0。そのすぐあとに失点して2-1で前半は終了。後半に決められて同点。このままコンサドーレの勢いに飲まれるかと思いきや、古橋が左足で巧みに決めて再び勝ち越し。試合終了間際にはコーナーキックから池松が落とし鈴木が軽いタッチで池松に戻す。それを池松が決めて4-2。名古屋グランパスに勝って以来のJ1にジャイアントキリングを果たし3回戦の徳島ヴォルティス戦に駒を進める。
14節鈴鹿アンリミテッド戦
14節は女性監督で注目を集めている鈴鹿アンリミテッド戦。Hondaはコンサドーレに勝った勢いで勝ちたい。
前半、Hondaは児玉のヘディング、富田のゴールで2-0と幸先の良いスタートを切る。しかし、川嶋が相手の強烈なタックルを受けて負傷。負傷退場のすぐあとにフォーメーションがまとまらない隙を突かれて失点。前半は2-1で折り返す。後半は相手の攻撃に翻弄されるシーンが目立ち失点。その後PKを得て勝ち越しのチャンスとなるも児玉は決められない。しかし児玉がその後に点を決め2点目。3-2で勝ち越す。そのまま試合は終わり苦しみながらも勝った。
15節マルヤス岡崎戦
アウェイでマルヤスと対戦。渡邊を先発に起用。ベンチにはユースの平川を登録。
Hondaはマルヤスの堅い守備に攻撃の策を見出せない。シュートを打ってもポストにあたりセカンドボールはHondaに戻ってこない展開が続く。守備面では、白坂がビッグセーブを何度も見せ0でしのぐ。攻撃の面ではツイてなく守備の面ではツイていた試合で結果は0-0。勝ち点1をわけあった。
16節松江シティ戦
この試合からシーズンは折り返し。
PKで遠野が決めて先制。その後遠野がシュートを打つもキーパーに止められる。しかしボールは細貝のもとにこぼれて細貝が決めて2-0。2-0で前半を折り返す。後半は得点を挙げられず2-0。後半戦開始を勝ちで飾る。
17節FC今治戦
天王山となる試合は台風で中止。代替日は10月5日となった。
期限付き移籍で加入
コンサドーレ札幌から期限付き移籍で中村桐耶が加入。ケガが多いDFの穴を埋める。ユースからコンサドーレ一筋で186cmと長身。小さい頃はFWをこなしており「札幌のイブラヒモビッチ」と呼ばれていたらしい。天皇杯ではHondaから得点も挙げている。背番号は6
徳島での開催となったこの試合。台風の中で行われた
サイドを広く使うサッカーに最初は混乱するものの徐々に自分たちのペースを掴む。雨も止み始めた頃、佐々木のドリブルで2人抜きし大町にパス。大町が決めて先制。前半終了間際に1対1の大ピンチを迎えるも白坂がビッグセーブで前半は1-0。後半、コーナーキックのこぼれ球を遠野が左足でボレーしスーパーゴール。2-0。その後大ピンチを招くも堀内が頭でブロックして守りきる。終了間際にPKを得て古橋が蹴るも止められる。試合は2-0で勝ち。ラウンド16に駒を進めて浦和レッズと対戦することになった