Hondaサポーターの長〜いつぶやき

アマチュアサッカーチームのHondaFCのサポーターである僕が試合を観て思った事を書きます。

42.ヴィアティン三重戦

お久しぶりです。本日4月2日にヴィアティン戦が行われました。Hondaはここまで枚方に2-0で勝利するも奈良と0-0、大分と1-1で1勝2分で試合に臨みました。対するヴィアティンはここまで3連勝で首位に立つチームでした。早速試合内容を振り返っていきましょう


本日のメンバー スタメン

GK 楠本祐規

DF 堀内隼人 岸田悠佑

MF 松本和樹 富田湧也 川畑隼人 草刈龍星 富永和輝 清水航輔

FW 鈴木雄也 岡崎優希

リザーブメンバー

青木祐太 池松大騎 中島郷 鈴木理久 平川貴也 袴田航也 児玉怜音

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でした。今回は新しいフォーメーション、戦術を試したようで、DFでの発表は堀内と岸田の2人だけでした。自分自身もあんまり理解できてないのですが、川畑が左サイドで富永が右サイドでした。この2人はサイドバックよりウイングバックというような動きをしていました。守備の時は川畑、岸田、堀内、富永の4バックですが攻撃時にはサイドハーフくらい攻撃参加する感じでした。そしてベンチにはHondaFCU-18で2シーズン連続でトップチームに登録された高校生の袴田航也が入りました。


試合は前半21分、相手に楔を入れられワンタッチでボールを叩かれました。それにディフェンス陣の体制が崩れている間にドリブルで持ち込まれパス。それを田村選手には決められヴィアティンが先制。0-1に。このシーンはヴィアティンの上手さが非常に見えたシーンかなぁと思いました。そしてドリブルが速く上手かったです。Hondaとしては完璧に崩されましたね。ボールと選手の動きに釣られてしまったのが失点の要因ですがこれは仕方ないかなと思います。

対するHondaは31分、左サイド川畑のスローインを松本が受けドリブルで中央へ。そして鈴木はパス。鈴木はフェイントをかけながらヒールで当てそのボールを松本がシュート。ペナルティーエリア外からカーブのかかった見事なゴールで1-1同点とします。松本はあんまりドリブルする選手じゃないんですがこのシーンは積極的に仕掛けていきましたね。松本から鈴木へのパスが少しズレていたのですが鈴木はそれを上手く利用してフェイントをかけヒールで松本にパス。松本も綺麗なシュートで決めました。ベテランの域に差し掛かってきた鈴木と松本の見事なプレーでした。

そして試合が大きく動いたのが35分、堀内のロングパスに岡崎が抜け出します。岡崎がボールに触った後相手選手のスライディングがあり岡崎がファールを受けます。このプレーがDOGSOとなり1発レッド。ヴィアティン寺田選手が退場となりHondaは数的有利になります。


少し話は変わりますが最近話題のDOGSOを皆さんご存知でしょうか?今年のJリーグではシーズン始まってすぐの時はレッドカードが多くこのDOGSOという言葉を耳にした方も多いと思います。少しDOGSOについて説明します。DOGSOとはDenying Obviously Goal Scoring Opportunity」の頭文字を取った言葉なのですが、訳すと「決定的な得点の機会阻止」という意味になります。DOGSOが認められるとファールの程度に関係なくレッドカードとなります。DOGSOになるには4つの要件があります。4つ全てが揃っていないとDOGSOとはなりません。1つ目は「全体的なプレーの方向」です。これはプレーがゴールに向かっているかどうかについてです。今回の場合は堀内のフィードに岡崎が抜け出す形でしたのでこの要件は満たされています。2つ目は「ゴールまでの距離」です。これはファールがあった位置とゴールまでの距離がどれくらいあるのかというものです。今回はペナルティーエリアから少し離れていましたが、抜け出せば十分得点の可能性があったのでこの要件も満たされています。3つ目は「守備側競技者の位置と数」です。ファールをした選手以外にそのプレーをカバーできる選手がどこに何人いるのかということです。今回は岡崎とキーパーとファールをした3選手のみでしたのでこの項目も満たされます。4つ目は「ボールをキープできる可能性があるか、コントロールできる可能性があるか」です。例えば裏に抜け出してファールをもらってもキーパーがキャッチできそうだったり、ボールが速くて選手が追いつけそうになかったりするとこの項目は満たされません。今回は岡崎が先にボールに触っているのでこの要件も満たされます。以上4要件が揃ったのでDOGSOが成立し1発レッドが提示されたということになります。


話は試合に戻します。試合は数的優位にたったHondaがボールを保持するようになりました。決定的なチャンスは45分、左サイドでフリーになっていた川畑がクロス。右サイドにいた草刈がヘディングで合わせますが惜しくもクロスバーに直撃。勝ち越しとはなりませんでした。

後半に入ってもボールを保持するHondaは50分、相手のボールを奪って堀内がゴールエリアまで持ち込み左サイドにパス。富田がシュートを打ちますが惜しくもポストに阻まれました。このシーンはずっとHondaがボールを持ってましたがヴィアティンの守りが固く崩さなかった中で相手にボールを取られかけ、相手が攻撃に転じようとしたところのボールを奪っての攻撃でした。堀内の判断の速さがチャンスに繋がったと感じました。

攻撃の手を緩めることのないHondaは53分、シュートのこぼれ球を川畑が右サイドにクロス。これをフリーで富永がシュート。惜しくも枠に飛ばず得点にはなりません。このシーンは新フォーメーションが存分に発揮されていたシーンでした。サイドからサイドへのボールは非常に有効でした。枠に飛べばゴールだったなというようなシュートでしたので欲をいえば枠に飛ばしてほしかったですね。

Hondaがボールを持ち攻め続けるもなかなかヴィアティンの守備を破れないまま試合は87分、右サイドに展開したボールを富永がクロス。これに川畑がヘディングで合わせてゴール。ついに追加点が生まれた2-1で勝ち越しとなりました。53分のシーンと同じように右の富永と左の川畑という両サイド間での得点でした。

91分には背番号27番袴田が岡崎に代わって出場しJFLデビューとなりました。

試合は松本と川畑のゴールで2-1でHondaの勝利となりました。この勝利で勝ち点を8に伸ばしました。

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試合全体の感想

新しいフォーメーション、戦術を試していましたが、見ていて面白かったです。そして富永と川畑の両サイドからチャンスを何度も作れていましたし、得点も生まれたというのはチームにとっても安部監督にとっても非常に大きなものになったと思います。ただ欠点としては児玉が途中出場で入ったのですが、そこからFWへのボールの供給が減ってしまったことで見せ場を作れなかったことだと思います。しかしこれは相手が10人だったこと、引いて守備をしていたことによるものかもしれないので次節で改めて見てみたいと思います。

袴田の登録が怪我人多数による人数不足なのか袴田の実力でメンバー入りしたのかは不明ですが、ユースの袴田がJFLデビューできたのもよかったと思います。プレー時間はATの3分程度でしたが、ボールは何回か回ってきていました。速いボールのトラップはまだまだでしたが、パスとドリブルとスピードは非常に光るものがあったと思います。今後の成長とHondaへの正式な入団を楽しみにしたいと思います。

HondaFC公式ハイライト映像のリンクhttps://www.youtube.com/embed/CCKnaS_z2-c はこちらになりますのでぜひご覧ください。ブログを書いている現在はまだアップされていませんが、ヴィアティン三重公式ハイライトもアップされると思うのでそちらもチェックしてみてください!


次節は4月10日にアウェイで高知ユナイテッドSC戦、次のホームゲームは4月16日にFC大阪戦です

今回のブログはここまでにします。ありがとうございました

41.FCティアモ枚方戦

HondaFCは3月13日にFCティアモ枚方と対戦。第24回JFLの開幕戦です!


では本題に入ります。スターティングメンバーは...

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GK 楠本祐規

DF(右から)岩切拳心、堀内颯人、岸田悠佑、八戸雄太

MF(ボランチ)石田和希、松本和樹、(サイドハーフ)草刈龍星、富田湧也

FW鈴木雄也、岡崎優希

サブ 青木祐太、池松大騎、川畑隼人、川浪龍平、清水航輔、平川貴也、児玉怜音でした

ルーキーの岸田と草刈が開幕スタメンでデビューしました。草刈はボランチが本職と言われていましたが右サイドハーフで出場でした。


最初のチャンスは前半13分、草刈がセンターサークル付近でボールを持つと岩切が右サイドを駆け上がる。草刈から岩切にパスが通り岩切がドリブルでボールを運んでいく。岩切から再び草刈へパス。草刈は裏を狙った鈴木雄也にパスし鈴木がシュート。相手キーパーに止められてしまいましたがカウンターから大きなチャンスを作りました。

このシーンは岩切の圧倒的なスピードと草刈の正確なパス、鈴木の絶妙なポジション取りと3選手の長所がすごく出た場面だと思います。


16分にはコーナーキックからチャンスが生まれます。石田のコーナーキックは岩切の頭を越え岡崎へ。岡崎がヘディングをしましたが、体勢を崩しながらのシュートだったので上手くヒットせず相手のキーパーがキャッチ。

このシーンは石田がコーナーキックを蹴る直前に岩切が走りフリーになっていました。それで相手のマークがずれたところを岡崎が狙うという感じだったのではないかと思います。岩切のジャンプ力も見事なので、岩切をターゲットにしてもゴールが狙えそうだなと感じました。


続いては31分、枚方に攻め込まれた中でHondaは大きくクリア。このクリアが相手の最後列とキーパーのちょうど中間に落ちる絶妙なクリアに。相手DFと岡崎がボールを追う競争になる。結果的に岡崎が勝ち相手DFを交わしシュートするも飛び出してきたキーパーに止められてしまいました。

このシーンは岡崎のスピードの速さが非常に素晴らしかったです。最初は相手DFより2.3メートルほど後方にいたのですが相手を追い抜きボールを保持できました。そのあとドリブルで持ち込んでフェイントを仕掛け相手DFをかわしてシュート。止められはしましたが昨年の得点王は今年もやってくれそうな予感がしました。鈴木が並走してきていたので鈴木にパスを出すのもアリだったかも知れませんが個人的に点取り屋は貪欲であってほしいと思ってるのでシュートにいった判断はよかったと思います。


36分、自陣からテンポ良くパスを繋いでいき左に展開。八戸のクロスを富田がドンピシャでヘッド。しかしこれはキーパーのビッグセーブによって阻まれてしまいました。

このシーンは「これがHondaのパスサッカー」という言葉がピッタリなくらい完璧なパス回しと完璧な崩しでした。最後のヘディングまで100点の攻撃と言っていいシーンでした


前半で2度負傷の仕草があった岩切でしたが、やはり負傷してしまったようで後半の頭から岩切に代わり川浪龍平が入りました。ポジションはそのまま右サイドバックです。


試合は後半に入り47分、パスをゆっくり回してチャンスを伺っていく中で堀内が抜け出した富田を狙って絶妙なスルーパス。相手ディフェンダーが足でカットするもそのボールは草刈の足元に。草刈がシュートを放つも枠外に蹴ってしまい得点にはなりませんでした。

このシーンは富田の抜け出しを堀内が狙ったところから偶発的に起こった超決定機でした。堀内のパスが富田に通っていたとしても超決定機になったのではないかなと思う見事なパスでした。さすが堀内とサポーターを唸らせる素晴らしいプレーでした。


56分、左サイドで相手を崩しにかかります。八戸→堀内→石田→富田とワンタッチパスで繋ぎ、富田が相手と競りながらも粘ってボールを運びます。富田から岡崎へパス。この間に石田が縦へ走ります。パスを受けた岡崎が抜け出した石田に浮き球スルーパス。これが通り石田は中央へ折り返し。そのパスが鈴木に通ります。鈴木は当てるだけのワンタッチパスで岡崎の前に絶妙なボールを落とします。そのボールを岡崎がシュート。キーパーが止め転がったボールを今度は富田がシュート。しかしキーパーがビッグセーブ。そのこぼれ球を草刈がシュート。これが入り草刈がJFLデビュー戦でゴールを決めHondaが先制!1-0とします

このシーンもHondaのパスサッカーが見事に生きたシーンだと思います。正確なワンタッチパスで崩したシーンは最高でした。2度キーパーに止められましたが最後はルーキーの草刈が決めてくれました。


68分、守備の時にスプリントした際、川浪が少しガクッとなったような感じがしました。その後少し走ったところで相手選手がシュート。そのシュートをキーパー楠本がキャッチした瞬間に川浪はその場に倒れ込んでしまいました。駆け寄った選手がすぐに×を出し川浪は負傷交代となってしまいました。


川浪の負傷交代があり、枚方は森本ヒマン選手を交代カードとして投入。ここから少しずつ枚方に試合のペースを握られてしまいます。77分にはロングボールに抜け出したヒマン選手が一人で持ち込み1対1の局面でシュート。このシュートはサイドネットに。79分には楠本のキックをセンターライン付近で相手にカットされそのまま裏を狙うロングパス。相手選手に抜け出されそのまま中央に折り返されてドフリーでシュート。ただこのシュートは枠には飛ばす失点は免れましたが枠に飛んでいたら確実にゴールだっただろうというピンチでした。


81分、相手のボールを堀内が取るとそのままパスを繋ぎ鈴木から岡崎へ。岡崎がミドルシュートを打つもキーパーがセーブ。しかしこぼれ球を途中出場の児玉怜音が押し込み追加点。2-0とします。

このシーンもHondaのパスサッカーが生きていたと思います。流れが悪い中で打開できたのは流石皇帝鈴木雄也と得点王岡崎優希とストライカー児玉怜音だなと感じます。

試合は2-0で終了。草刈と児玉のゴールで見事開幕戦を勝利で飾ることができました!

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https://youtu.be/dl18XbSYMkQ

まだまだチャンスもありましたのでHonda FC公式YouTubeにあがっているハイライト映像を是非ご覧ください!!




試合の個人的感想

全体を通してボールを握っていたのでいい試合だったのではないかなと感じます。ティアモ枚方の守備は連動性があってとても練習したのだろうなと感じました。堅い守備をパスで崩して点を取ることができた部分がHondaらしくてすごく良かったのではないかなと感じます。

昨年よりワンタッチパスの速さと精度が上がったように感じました。このパスの崩しなら素晴らしいゴールが何度も見られそうです。パスは守備の時にも重要でHondaはクリアは極力せず繋ぐことを徹底します。ワンタッチパスを自陣の隅の狭いところで行い相手をピンチを脱出するシーンが何度も見られました。時々取られて失点に繋がることは去年もありましたが、この試合では完璧だったと思います。

欲をいえば試合を通してもっと得点、決定力がほしいところかなと思いました。先程書いた通り77分、79分と立て続けに大ピンチを迎えました。その時間ではまだ1-0だったので決められたら1-1。試合もどうなるか分かりません。前半からいいチャンスはいっぱいあったのでどこか一つで点が取れるともっと余裕を持って戦えるのではないかなと感じました。

ルーキーの草刈と岸田が開幕スタメンでデビューしました。岸田はボールに対する反応が速くピンチを未然に防ぐシーンが見られました。草刈もゴールだけでなく、針に糸を通すような正確なパスを見せてくれました。特に草刈のフィード的なロングパスの回転と軌道がめちゃくちゃ綺麗でとても驚きました。あんなに綺麗なボールを試合中に蹴れる選手はそうはいないと思います。今後も両ルーキーの活躍に期待です。

キーパー楠本はピンチの数はあまり多くなかったですが、クロスボールなどをしっかりキャッチしたりするなど気を抜いたプレーは一切なく試合全体ですごく集中していたと思います。今年はMVPを目標にしているようなので期待してます。

堀内は昨年通りセンターバックでの起用でしたが精度の高いパスと視野の広さで攻守の両面で大活躍でした。今シーズンも活躍間違いなしです。

岩切は前半のみで交代してしまいましたが持ち味のスピードを武器に右サイドを何度も駆け上がりシュートも放つなど積極的な攻撃参加がありました。怪我が心配ですが今シーズンは昨年よりもさらに活躍が期待できそうです。

岡崎は自らの得点こそなかったものの、2ゴールを結果的にアシストした形になりました。パスサッカーが基本のHondaにとって1人でゴールまで持っていける選手はとても貴重でこの試合でも圧倒的なスピードと決定力が見れたシーンが多かったです。昨年の得点王は今シーズンも健在で近いうちに今シーズン初ゴールを決めてくれると思います。



以上で今回のブログを終わります。

Honda FCの次戦は3月19日に奈良クラブとアウェイで対戦します。

40.HondaFC2022シーズンとJFLの展望

昨年の更新はシーズン始めの1回のみとブログを全然更新してませんでした。今年こそは昔みたいに試合を見るたびに書いていきたいなと思っております

今回のブログでは今シーズンのHondaFCと、いわきがJ3に昇格し地域リーグからクリアソン新宿が新たに仲間に加わったJFLの展望について書いていきたいと思います


まずはHondaFC今シーズンの新体制について

昨年限りで原田開選手、高村弘尚選手、小野寺倖志選手が現役を引退しました。そして今シーズンは岸田悠佑選手、草刈龍星選手、青木祐太選手が入団しました!

中でも岸田選手はG大阪ユース時代に高校生ながらJ3での出場経験もある期待の逸材!ポジションは主にセンターバックを務めるようです

草刈選手はボランチが本職で止める蹴るの基本がめちゃくちゃ上手いとのことです。ボランチは清水に石田、松本などそうそうたる選手がいるのでスタメン奪取は簡単ではないですがそれぞれが互いに意識し成長していってくれることを期待してます

青木選手はゴールキーパーで楠本からポジションを奪い取れるかに期待がかかります。

個人的にJリーグへの移籍を予想していた岡崎優希、川浪龍平は今シーズンもHondaでプレー!

選手の背番号は昨年から在籍している選手に変更はなく原田選手の15番を岸田選手が、小野寺選手の17番を草刈選手が、高村選手の21番を青木選手が着けてプレーします。


HondaFC、HondaFCサポーターにとって3選手の退団は寂しいものですが3選手以外にもチームを離れたスタッフが居ます。

まずは小林映登マネージャー。小林マネージャーは奈良クラブでの選手、マネージャーを経てHondaFCのマネージャーに。ファンサービスもしてくれて選手とも友達のように仲良くしている様子が見えたので非常に寂しいのですがチームを離れてしまいました。そんな小林マネージャーはなんと川崎フロンターレの副務として新たなステージで頑張っているようです。遠野大弥に続きHondaから2人目の川崎フロンターレ行きとなりました。副務という役割柄活躍の様子が伝わってくることは少なそうですが小林映登マネージャーの活躍を楽しみにしています!今年から杉本佳紀さんがマネージャーに就任しました。ティアモ枚方のマネージャーを務めていたようです。

2人目は関雅至コーチです。関コーチはHondaで選手として活躍しました。その後ユースの監督、トップチームのコーチとして監督を支えて来ました。その手腕はHondaFCサポーター全員が認めていて次期監督候補筆頭として考えられていました。その関コーチは同じJFLのマルヤス岡崎のコーチとして井幡監督を支えるようです。Hondaとしては非常に痛手ですが関コーチの活躍を祈っています。新コーチには土屋貴啓さんが就任しました。土屋さんは現役時代主にボランチとしてプレー。JFL通算300試合を達成しているHondaのレジェンド選手です。晩年にはベテランの円熟味のあるプレーで試合の流れを変える重要な役割を果たした選手です。

3人目は川口剛史コーチです。昨シーズンはコーチではありませんでしたが、それまではゴールキーパーコーチとして長い間チームのキーパーを育ててきました。川口コーチも関コーチ同様井幡監督のマルヤス岡崎に移籍しました。川口コーチの活躍を祈っています。


ではここからはHondaFCの今シーズンの注目ポイントと注目選手について書いていきます。

注目ポイント①佐々木俊輝の怪我がいつ完治するのか、完治したらフォーメーションがどうなるのか!です。佐々木俊輝は昨年のFC大阪戦で負傷。その後ベンチ入りすることもなくシーズンを終えました。佐々木は右サイドハーフを主戦場としてJFL最強ドリブラーとしてリーグでも天皇杯でも活躍をしていました。佐々木が負傷で居ない間の右サイドは主に松本が務めていました。ただ松本は佐々木のようなドリブラーではなくボランチでプレーしていたパサーのような選手なのでプレースタイルが全く異なっています。スピードのある右サイドバックの川浪が実質的に右サイド2人分の動きをしていました。松本が右に動いた分、清水がボランチの位置に入り中盤の要となる活躍をしました。佐々木が復帰したらどんなフォーメーションになるのか要注目です!

注目ポイント②FWが3人しか居ない!です。原田開選手が引退しましたが新入団選手はGK、DF、守備的MFの3名でFWの選手の加入はありませんでした。FW登録の選手は児玉、岡崎、崎山の3名のみです。Hondaは複数ポジションできる選手が多くFWができる選手もいるのが救いですがやはり原田開選手の穴は大きいと感じます。得点王の岡崎、エースストライカーの児玉、2年目の崎山がどれだけ点を取れるのかが注目です。もしスタメンで児玉と岡崎を使い、試合で負けていた場合どのような選手交代を行うのかにも要注目です!


ここからはHondaFCの注目選手について書いていきます!

注目選手①鈴木理久選手 鈴木理久選手は入団6年目。昨シーズンの中頃から徐々に出番を増やし、ずっと感じていた覚醒の予感が現実味を帯びてきました。いわきFCの選手をフェイントで交わしたり、カーブのかかったシュートを枠内に飛ばしたりと魅力的なプレーが多く見られました。覚醒と大爆発に期待しましょう!

注目選手②崎山誉斗選手 崎山選手は今年で2年目。中国大学リーグの得点王という点取り屋が鳴り物入りで入団しました、しかし左ひざの怪我で出場は10試合に留まり得点も0というシーズンになってしまったことは本人も悔しいはず。先ほど書いた通りFW登録は3人しかいないので崎山の活躍は優勝への大きなカギになることは間違いないです。シーズン前の藤枝MYFC戦、静産大戦でゴールを挙げ好調。大学リーグ得点王は伊達じゃないというところを見せてほしい!



ここからはJFL各チームの展開予想と注目選手を書いていきます

HondaFC 今年こそ王座奪還を期待したい。鈴木雄也と堀内颯人の攻守に渡る大車輪の活躍に期待

ヴェルスパ大分 確かなチーム力で勝ち点をしっかり積み重ねる常勝軍団になりつつある。キーパー姫野のビッグセーブ連発に注目

ソニー仙台FC 内野、藤原の両選手が何点取れるかに注目。Hondaとの2強も十分ある

ラインメール青森 地道に勝ち点を積み重ねていき最後に昇格権に入る可能性は十分。Jリーグでも活躍した新加入の浦田に注目

FC大阪 個の実力はJFL最強と言っても過言ではない。ここぞの勝負強さが身につけば昇格、優勝も十分ある。町田蘭次郎の光るサッカーセンスに注目

鈴鹿ポイントゲッターズ 昇格を狙うだけの実力は十分ある。北野純也の得点力に注目。キングカズはどれだけやれるのかにも注目

FC神楽しまね 松江シティからチーム名を変更。ずば抜けた選手はいないが組織力JFLでも上位に入る。2年連続で上位に入り込み結果で示したい。川中は二桁得点に届くかに注目

FCティアモ枚方 昨年は昇格初年度ながら上位に食い込む大健闘。しかし二桁得点を記録した佐藤、松本、曹が移籍。空いた穴をしっかり埋められるかに注目

FCマルヤス岡崎 昨年途中から監督に就任した井幡博康体制の2年目。今年から関雅至、川口剛史をコーチとして招集しHonda FC黄金期を作った首脳陣に。選手の補強も大勢。大きな戦力アップは明らかである。ヴィアティンから加入した酒井、塩谷の両選手に注目

奈良クラブ フリアン監督のスタイルが浸透してきたと思うので今シーズンのダークホースになり得るチームだと思う。スペインから加入したGKアルナウの出番はあるのか

MIOびわこ滋賀 スタートダッシュに成功すれば上位も狙える可能性はある。竹下の得点量産に期待

ヴィアティン三重 主力選手の他チーム流出は痛手だがJFLで一番活気のあるサポーターの援護を受けてチーム全体で前に進みたいところ。野垣内の堅い守備に注目

高知ユナイテッドSC Jリーグから選手を獲得して戦力アップ。個の力だけでなく組織力も高めて上位を狙う。赤星のポストプレーに注目

東京武蔵野ユナイテッドFC 昨シーズンは不本意な順位に終わったことは間違いない。今シーズンは上位に入りたいところ。石原幸治の円熟味のあるプレーに注目

ホンダロックSC 昨年は16位で入れ替え戦になったがJFLの底力を発揮し残留。諏訪園、大山、米良ら主力が引退してしまったが今シーズンこそは勝ち点を積み重ねたいところ。新加入の藤山に注目

クリアソン新宿今年度よりJFLに昇格。実績のある選手が複数いる大都会チームはJFLと台風の目になれるか。攻撃でも存在感のあるDFの瀬川に注目。




Hondaに優勝してほしいところですが、どこが優勝するのかわからないのがサッカーでありJFLです。今年はどんな1年になるのかすごく楽しみです!以上でブログを終わります

39.Honda FC2021

環境が新しくなりブログを書く時間が中々なくずっっっと更新できてませんでした。このブログ終わったのかな?と思ってた人、戻ってきて!!


ということでHonda FC2021について書いていきたいと思います。まず監督、コーチ、選手から

7シーズンで5回の優勝、遠ざかっていた天皇杯に出場させJクラブを撃破する最強のチームに育てた名将 井幡博康監督が退任され前年度コーチだった安部裕之新監督になりました。安部さんは現役時代は背番号4を背負っていた選手で、主にDFとして243試合に出場しベストイレブンにも選ばれたほどの選手です。

コーチには関雅至さんがコーチに復帰、GKコーチが川口さんから中村元さんに交代しました。高木昭次コーチ、小林映登マネージャーは今シーズンも変わらずチームに関わっています。

選手についてです。Hondaは今シーズンから再び完全アマチュア化の方針になりました。コンサドーレからレンタルの中村桐耶はコンサドーレ札幌に復帰、大町将梧、古橋達弥は引退、山藤健太はヴィアティン三重に移籍しました。

中村桐耶 Hondaでは18試合に出場。高身長を生かしたディフェンスと隙をついたロングフィードで活躍

山藤健太 Hondaでは23試合に出場。精度の高い左足のキックでゲームを組み立てる活躍

大町将梧 Hondaでは110試合46得点。チームの勝利に大きく貢献する得点力で活躍

古橋達弥 Hondaからセレッソへ移籍の後湘南からHondaに復帰。252試合127得点。JFL2位の得点、年間得点のリーグ記録31得点、14試合連続得点、5回のベストイレブン。正確無比なシュートと伝家の宝刀と言われるフリーキックを武器にチームの歴史に残る大活躍

また、白坂楓馬が横浜F・マリノスに電撃移籍しました。(鹿児島ユナイテッドFCにレンタル移籍中)

白坂楓馬 2年で39試合に出場。両足から繰り出される正確なパスでGKにも関わらずHondaのパスサッカーに攻撃の幅を広げさせる活躍


今シーズンの選手

1 楠本祐規GK 一番後ろからチームを鼓舞する攻撃的GK

2 池松大騎DF 今季から主将に。高身長を武器にセットプレーでの攻撃にも期待

3 三浦誠史DF ロングスローで攻撃にアクセントを加える

4 八戸雄太DF 抜群のスピードで攻守にわたって貢献する

5 鈴木雄也DF キャプテンではなくなったが、チームを常に鼓舞する

6 石田和希MF 今季からは攻撃的なポジションにも挑戦。フリーキックにも期待

7 松本和樹MF ボールの回収、パス回しでHondaの攻撃を組み立てる

8 佐々木俊輝MF 浦和相手にも通用したJFL最強のドリブラー。右サイドの支配者

9 児玉怜音FW 今季よりエースナンバー9を継承。ヘディングを武器にJFL最強ストライカーを目指す

10 富田湧也MF 神出鬼没な動きでどこにでも顔を出しゴールを狙う

11 堀内颯人MF ほぼ全ポジションこなす便利屋。パスでHondaの攻撃を組み立てる

13 岡崎優希FW スピードに乗ったドリブルと積極的なシュートトライでゴールを量産

14 川畑隼人MF 今シーズンの能力開花に期待がかかる若手選手

15 原田開FW ベテランの域に差し掛かったスピードスター。自慢のスピードでゴールを狙う

16 川浪龍平DF チーム屈指のスプリントと背が低いながらも強靭なフィジカルで攻守に貢献

17 小野寺倖志FW Hondaのユースで育った期待の選手

18 崎山誉斗FW 中国大学リーグ得点王の実力は伊達じゃないという所を見せてほしい

19 岩切拳心DF スピードとフィジカルを武器にルーキーながらチームの要になり得る存在

20 安原哲平GK 高卒の素材型ルーキー。楠本と高村から技を盗み成長してほしい

21 高村弘尚GK 楠本、安原と切磋琢磨して常に高みを目指してほしい

22 富永和輝DF Honda屈指のイケメンルーキー。ルックスでもプレーでも観客魅了

23 清水航輔MF パスで試合を組み立てチームに欠かせない存在になりつつある

24 中島郷MF 左足から繰り出される完璧で正確なクロスに注目

25 鈴木理久MF 毎年確実に成長を見せる。今年はレギュラーを奪いたい

26 平川貴也FW 昨年は高卒ルーキーながらも試合に出場し良いプレーも見せた今年も期待したい


・ここまでのHonda FC

JFL

1節 ソニー仙台 3-2。池松が今シーズンのファーストゴールを挙げる。児玉が追加点を挙げて2-0にするも追いつかれてしまう。しかし岡崎が85分にゴールを決め宿敵ソニーに競り勝つ

2節 奈良クラブ 3-1。池松が2試合連発の先制ゴール。さらに児玉も2戦連発。後半ロスタイムに鈴木雄也が今シーズン初ゴールを決め快勝

3節 ティアモ枚方2-1。今シーズン昇格した枚方に先制され苦しめられる。しかし途中出場した中島郷を起点として攻撃を組み立て、途中出場の岡崎が2得点を決め逆転勝利

4節 ヴィアティン三重0-0。Hondaが一方的に90分間攻め続けるも得点を挙げることができず今シーズン初の引き分け

5節 ホンダロック6-2。1分に鈴木が先制。後半に入ると原田、富田、岡崎、富田、川畑が決め大量6点で勝利。原田、富田が今シーズン初ゴール、川畑がHonda初ゴールを決めた

6節 FC刈谷1-0。今シーズン久々にJFL復帰の刈谷に苦しめられる。原田も負傷交代してしまう。しかし79分に八戸がゴールを決め辛勝

7節 武蔵野ユナイテッド2-0。児玉、池松のゴールで快勝

8節 ラインメール青森1-2。メンバーを大きく変えて挑むも試合終盤に決められて今シーズン初の敗戦

9節 FC大阪0-2。佐々木の負傷交代もあり相手チームにHondaの良さを完璧に封じられ、なすすべなく完封負け。

天皇杯静岡県予選、本戦

静岡県予選準決勝 アスルクラロ沼津1-1(PK8-7)。前半にフリーキックで先制される。後半はHondaが主導権を握るも中々決めきれない。しかし、途中交代の中島郷のクロスを児玉が押し込み87分に劇的同点弾。延長では両者チャンスを作る中、岩切が1発レッドで退場し責められる展開になる。しかし粘り強い守りで凌ぎPK戦に。先行Honda、後攻沼津。4本目まで両者決めるも5本目の池松のキックは止められる。決められたら負けの万事休すだったが、相手のキックは楠本が触りポストに当たりピンチを凌ぐ。その後両者は決め続けるが最後は楠本が止め死闘を制し決勝に進む。対戦相手は藤枝MYFCを破った常葉大学になった

天皇杯静岡県予選決勝 常葉大学2-0。常葉は一瞬の隙をついてカウンターや遠くからでもミドルシュートを枠内に正確に打ってくるも楠本の冷静なセーブで無失点で切り抜ける。攻めては川浪の完璧なクロスから児玉の打点の高い100点満点のヘディングで先制。終了間際には堀内のミドルシュートも決まり2-0で完璧な勝利を見せる。小ネタですが、この日は母の日で児玉はお母さんに「ゴールをプレゼントする」と宣言していたそうで見事にゴールをプレゼントしました。

天皇杯1回戦  FC岐阜2-0。天皇杯1回戦は岐阜県代表のFC岐阜と対戦。FC岐阜はリーグ戦3位と好調でHondaのレジェンド安間貴義氏が率いるチーム。桐畑、本田拓也、柏木など名だたる選手も出場した。Hondaは池松、鈴木、松本、原田が復帰。前半は互角の戦いでチャンスもあり、ピンチもありといった試合展開だか両者得点を挙げれず0-0で試合を折り返す。後半に入ると徐々にHondaのペースになり持ち前のワンタッチパスで相手を翻弄するシーンが増えてくる。そんな中コーナーキックのこぼれ球を富永がクロス、八戸がヘディングで決め先制。ロスタイムにはフリーキックを折り返し児玉がそのボールにいち早く反応し、試合を決定づけるゴールを決め2-0。FC岐阜に快勝する。2回戦では横浜F・マリノスと対戦する


以上Honda FCの情報でした。

ここからは私の今シーズン期待の選手を紹介していきます。

1人目は楠本祐規 楠本の武器は攻撃的なパントキックだが、私が皆さんに注目してほしいのはそこではない。私が注目してほしいのはコーチングの部分です。楠本の声は試合中ずっと聞こえていて様々な選手に支持を与えている。試合終了後には少し声が枯れているくらい声を出してコーチングしている。そういったところにも注目してみてほしい

2人目は鈴木雄也 鈴木は今シーズンからキャプテンではなくなっているが、常に声を出しチームを鼓舞する。飲水タイムの時には誰よりも早く声を出して修正点を出す。気持ちの面だけではなくプレーの面でも注目。今シーズンからセンターバックではなくMFを主なポジションとしている。それもボランチではなくボランチの一つ前のフリーマンのような役割を担い攻守において存在感を示す。昨年よりも前にポジションを置いたことにより昨年よりも攻撃参加する回数が増えた。隙を見つけ裏抜けを行い得点に絡むシーンも何度も見ている。様々な面で今シーズンも期待している私が一番頼りにしている選手である

3人目は児玉怜音 今シーズンから青嶋→新田→伊賀→大町と続いたエースナンバー背番号9を着けている。私が注目したいのは得点力もさることながら、フィジカルの面である。ロングボールを必ず当てれる身体の強さが身についた。これまでなら競り負けたと思われる場面でも競り勝てるようなレベルになったと見ていて感じる。今シーズンはエースストライカーとしてどんどん得点を量産していってほしい

4人目は岡崎優希 昨年のルーキーで昨年の開幕戦では50メートルを独走し先制ゴールを決めた。スタメンで出場してもスーパーサブとしても相手からしたら恐い選手で、川崎フロンターレ(アビスパ福岡)に移籍した遠野大弥に劣らないくらいのドリブル能力とシュートの積極性、決定力を持っている選手。そしてヘディングも強く、まさに「どんなプレーからでも点を取れる選手」である。今シーズンのラインメール青森戦でも見事なコースにゴールを決めている。

5人目は中島郷 中島は今シーズンのルーキーでティアモ枚方戦で初出場を果たすとドリブルとクロスを武器にアシストを決め逆転勝利に大きく貢献する。アスルクラロ戦でも同点ゴールを演出するクロスを上げる活躍を見せた。この中島のすごいところは単純にポンポンクロスを上げるのではなく自由自在に様々なクロスを使い分けている点である。アーリークロスからグラウンダーのクロス、高いクロスまで様々使い分ける。また、ボールにカーブをかけることを得意としており、味方選手にピンポイントに曲がっていくようなクロスを蹴る。まだ見たことはないが、身長もあるのでヘディングでの競り合いも期待できる。相手選手の足が止まってきた頃にこの中島が出てくると相手にとって脅威になることは間違いない。私が思う現Honda最強のスーパーサブである


以上です。次の更新はいつになるか分かりませんがまた書きたいと思います。ありがとうございました

38.HondaFCのここまでを振り返ろう③

前回の続きです。ここまでのHondaFCを振り返ります

今回は天皇杯2回戦のコンサドーレ札幌戦からです


天皇杯2回戦コンサドーレ札幌

1回戦で福井ユナイテッドに勝ったHondaはJ1のコンサドーレと対戦。コンサドーレはメンバーを大幅に変えてのぞむ。八戸が倒されて得たPKを遠野が決めて先制。その後にPKをもう一度獲得するもこれは止められる。流れはコンサドーレに行くかと思いきや古橋のパスに抜けた遠野がループで決め2-0。そのすぐあとに失点して2-1で前半は終了。後半に決められて同点。このままコンサドーレの勢いに飲まれるかと思いきや、古橋が左足で巧みに決めて再び勝ち越し。試合終了間際にはコーナーキックから池松が落とし鈴木が軽いタッチで池松に戻す。それを池松が決めて4-2。名古屋グランパスに勝って以来のJ1にジャイアントキリングを果たし3回戦の徳島ヴォルティス戦に駒を進める。



14節鈴鹿アンリミテッド戦

14節は女性監督で注目を集めている鈴鹿アンリミテッド戦。Hondaはコンサドーレに勝った勢いで勝ちたい。

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前半、Hondaは児玉のヘディング、富田のゴールで2-0と幸先の良いスタートを切る。しかし、川嶋が相手の強烈なタックルを受けて負傷。負傷退場のすぐあとにフォーメーションがまとまらない隙を突かれて失点。前半は2-1で折り返す。後半は相手の攻撃に翻弄されるシーンが目立ち失点。その後PKを得て勝ち越しのチャンスとなるも児玉は決められない。しかし児玉がその後に点を決め2点目。3-2で勝ち越す。そのまま試合は終わり苦しみながらも勝った。



15節マルヤス岡崎戦

アウェイでマルヤスと対戦。渡邊を先発に起用。ベンチにはユースの平川を登録。

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Hondaはマルヤスの堅い守備に攻撃の策を見出せない。シュートを打ってもポストにあたりセカンドボールはHondaに戻ってこない展開が続く。守備面では、白坂がビッグセーブを何度も見せ0でしのぐ。攻撃の面ではツイてなく守備の面ではツイていた試合で結果は0-0。勝ち点1をわけあった。


16節松江シティ戦

この試合からシーズンは折り返し。

PKで遠野が決めて先制。その後遠野がシュートを打つもキーパーに止められる。しかしボールは細貝のもとにこぼれて細貝が決めて2-0。2-0で前半を折り返す。後半は得点を挙げられず2-0。後半戦開始を勝ちで飾る。


17節FC今治

天王山となる試合は台風で中止。代替日は10月5日となった。


期限付き移籍で加入

コンサドーレ札幌から期限付き移籍で中村桐耶が加入。ケガが多いDFの穴を埋める。ユースからコンサドーレ一筋で186cmと長身。小さい頃はFWをこなしており「札幌のイブラヒモビッチ」と呼ばれていたらしい。天皇杯ではHondaから得点も挙げている。背番号は6


天皇杯3回戦徳島ヴォルティス

徳島での開催となったこの試合。台風の中で行われた

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サイドを広く使うサッカーに最初は混乱するものの徐々に自分たちのペースを掴む。雨も止み始めた頃、佐々木のドリブルで2人抜きし大町にパス。大町が決めて先制。前半終了間際に1対1の大ピンチを迎えるも白坂がビッグセーブで前半は1-0。後半、コーナーキックのこぼれ球を遠野が左足でボレーしスーパーゴール。2-0。その後大ピンチを招くも堀内が頭でブロックして守りきる。終了間際にPKを得て古橋が蹴るも止められる。試合は2-0で勝ち。ラウンド16に駒を進めて浦和レッズと対戦することになった

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37.HondaFC2019シーズンのここまでを振り返えろう! ②

前回に引き続きHondaの今シーズンのここまでを振り返ります。今回は5月12日の天皇杯静岡県予選決勝からです


天皇杯静岡県予選決勝

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決勝は藤枝市役所に大勝したアスルクラロ沼津との試合となり昨年と同じカードになった

試合が始まると試合は沼津ペース。Hondaはボールを持つことすらままならず押される展開が続く。沼津の激しいタックルにも翻弄されボールすぐに奪われてしまうシーンが多くみられた。前半途中にはキャプテン鈴木雄也が相手との接触で頭部を負傷。鈴木はしばらく起き上がれず公式戦連続フル出場が止まると思われるも数分後にピッチ内に戻りプレーを続けた。前半は白坂の好セーブもあり0-0でなんとか折り返す。後半になると徐々にHondaの攻撃の時間が増えてくる。そのタイミングで古橋を投入。そのすぐあとにコーナーキックを得る。古橋のキックは(一度は佐々木のゴールと発表されたが訂正)オウンゴールを誘いHondaが先制。この流れによってHondaは攻勢をかけるも沼津の守備は崩せない。沼津は試合終了間際にビックチャンスを得るも白坂のスーパーセーブで守りきり1-0でHondaの勝利。4年連続での天皇杯出場を果たした


8節

8節は奈良クラブとの対戦。昨年のアウェイ奈良戦は先制され最後まで苦しめられたが終盤に古橋の得点、原田がロスタイムに決め劇的逆転勝利となった

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前半から攻勢をかけ攻め続けるも得点には至らず、ラインが上がったところを奈良クラブのカウンターでピンチを迎える場面もあった。Honda優勢で試合が進むも前半は0-0。後半に入ると早い時間に古橋、中盤に遠野と勝負をかける。しかし、状態は打開できず0-0と思われたがロスタイムに八戸が頭で当てたボールを遠野が左下に狙いすましたゴールを決め1-0。劇的勝利でリーグ戦3連勝となった。あまり戦術に馴染めてなかったように感じた山藤もフィットしだしたように感じた


天皇杯1回戦

天皇杯の1回戦は福井県代表の福井ユナイテッドと対戦。昨年はアルテリーヴォ和歌山に延長まで追い詰められたため今年はスッキリと勝ちたいところ。

しかし、試合が始まって早々、完全にパスコースを狙われていたと思われるインターセプトからカウンターをくらい天皇杯令和初ゴールを献上0-1。前半の終盤にはコーナーキックを詰められて0-2。嫌なムードが漂う。後半の早い時間に古橋、遠野を投入し攻撃の層を厚くする。するとすぐに古橋のパスを受けた佐々木が決め1点を返す。中盤には山藤のヒールスルーパスに抜け出した富田が倒されPK。1度は止められるも古橋が詰めて同点。終盤には佐々木がこの日2点目となるゴールで勝ち越し。試合終了間際には遠野が華麗なフェイントで相手を交わしてゴールを決めて4-2。試合が終わってみれば快勝で2回戦進出を決めた。PKを貰ったシーンの山藤のパスはすごかった。JFAにハイライトがあるので是非


9節

9節はFC大阪戦。攻撃が魅力のチームで圧倒的なスピード型のストライカーがいる。毎試合壮絶な打ち合いは必至となる

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毎試合の通り壮絶なボールの取り合いシュートの打ち合いとなった。Hondaが打てば大阪が打つ。シュートは大阪のほうが上回っておりポストに当たるシーンもあった。しかしHondaはコーナーキックから児玉が決め先制。後半に入るとHondaが優勢。富田が決めて2-0。しかし大阪のカウンターで失点。失点の後のHondaボールでキックオフからのロングフィード。これを児玉が競り勝ちシュート。失点の数十秒後に再び突き放し3-1。その後失点するも3-2で試合終了。4連勝で波に乗ってきた


10節

10節はV大分戦。大分の全員で守るサッカーにHondaは毎年大苦戦していた。相手の監督は元Hondaの須藤のお父さん。須藤監督になってから過去の守備的サッカーを捨てて広く使うサッカーにシフトチェンジした。

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前半5分、清水のパスを富田が決め先制。その後両者一進一退の攻防が続き試合はこのまま1-0で終了。スッキリとやりきれない精神的に苦しい試合でもしっかり勝利を収めるHondaの良さが出た試合のように感じた。5連勝。


11節

11節はアウェイで「JFL頂上決戦」とも称される宿敵ソニー仙台との対戦。JFLとは思えないハイレベルな試合が互角で展開される

スタメンでは川嶋、鈴木、池松の3バックを使った。毎試合の通り互角になると思いきや6分に遠野がスーパーミドルを決め先制。その後遠野がヘディングでゴール。さらに富田が決めて前半中盤で3-0。前半に1点返されるも試合はHondaペース。しかし相手の意地の守備で得点は奪えない。試合終盤に相手のクリアのこぼれ球を佐々木が決めて4点目。Hondaは宿敵ソニーに4-1で大勝を収めた。遠野は2ゴール1アシストの大活躍。6連勝で首位に浮上した。今思えばこのフォーメーションが今のHondaのメインのフォーメーションになっている。


12節

12節はMIOびわこ滋賀との対戦。昨年のホームでは5-2と快勝した。

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前半、ペナルティーエリア内でで細かくボールを回しすぎてボールを奪われ失点。しかし34分にPKを得て古橋が決めて同点。試合自体はHonda優勢で前半を折り返す。後半もHondaが主導権を握る。相手の粘り強い守備で得点を奪えないもののコーナーキックを得ると池松がヘディングで決め勝ち越し。その後松本が華麗なミドルを決めて3-1で試合終了。7連勝でシーズン序盤の失速を取り戻した。松本のゴールは本人曰く年に1回しか出ないやつらしい。この試合はもっと点が取れた感もあったがいい試合だった


13節

13節はアウェイでテゲバジャーロ宮崎と対戦

Hondaは直後に控える天皇杯を意識したのか富田、松本、佐々木、児玉などをベンチに回し古橋をベンチ外にして大きなメンバーチェンジをした。その影響もあってなのかHondaは試合を作ることができず前半は0-0。若干の焦りが出たのか後半開始で松本を投入。10分で佐々木を入れるもヘディングシュートを決められ失点。その後もチャンスをなかなかHondaは作れなかったがロスタイムに佐々木のクロスを児玉が決めて土壇場で同点に追いつき1-1で終了。連勝は7でストップした




今回のブログはここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございました

36.HondaFC2019シーズンのここまでを振り返えろう! ①

お久しぶりです
35でのお知らせの通りブログを書く時間が取れず更新できていませんでした
久しぶりに時間ができたのでここまでのHondaFCを振り返りたいと思います


シーズン前に衝撃の移籍発表
背番号6の左サイドの選手、日高大がいわきFCに移籍発表。そしてさらに攻守の要で「Hondaの心臓」の異名を持ちリーグMVPに輝いたこともある栗本広輝がアメリカのフレズノFCに移籍。主力選手を欠くこととなったHonda。新入団選手として立命館大学よりGK白坂楓馬、大阪体育大学よりMF堀内颯人、HondaFCu-18から昇格を果たしたDFの小野寺倖志が加入。さらにツエーゲン金沢からMF山藤健太を獲得。移籍した大きな選手の穴をどのように埋めるかがキーポイントのシーズン開幕となった。

開幕戦
開幕戦は今季JFL昇格を果たした松江シティ戦。初めての相手に日高、栗本抜きでどう戦うかが注目だった。

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キーパーの負傷もありスタメンにはGKにルーキーの白坂を起用。MFの中心の位置にはルーキーの堀内が大抜擢された。

Hondaはペースを握る事ができずほぼ互角の展開。24分に細貝のフリーキックを川嶋が決め今季チーム初ゴールとなった。時間が経つにつれてHondaが試合を支配し始めるも松江のカウンターで相手をフリーにしてしまい失点。開幕戦は1-1で勝ち点3を得ることはできなかった。


2節

2節はJ3昇格を狙い駒野友一など経験豊富な選手、昨年までJ1でプレーしていた選手など大型補強を行ったFC今治

この試合では山藤がHondaで初先発となった。相手のコーナーキックがHondaの選手の足にあたりオウンゴール、後半にも失点し0-2、佐々木が起死回生の得点を挙げるも試合は1-2で敗戦。「不可解な判定が多かった。でも内容もあまり良くなかった」と現地に行っていたサポーターは言っていた。Hondaは完全にスタートで出遅れた形になった


3節

3節はヴィアティン三重との対戦。試合を重ねるにつれ徐々に研究されているのかHondaらしさを出しづらくなっている相手である

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キックオフ早々にフリーキックを得て細貝のキックを川嶋が折り返して鈴木が詰め先制。このまま大量得点かと思いきやヴィアティンの粘り強い守りを崩す事ができず試合はこのまま1-0で終了。内容は物足りなかったものの待ち遠しかった今季初勝利で勝ち点3を手に入れた。


4節

4節ではアウェイで武蔵野シティと対戦。相性はあまり良くなかったがここ数試合は勝ちが続いている。

この試合では石田をサイドバックとして起用。試合はほぼ互角だったが前半ロスタイムに失点。後半もなかなか崩さないなか途中出場した原田のクロスに児玉が合わせて87分に同点。ロスタイムに三浦のロングスローのこぼれ球をルーキーの堀内が決めて劇的逆転勝利となった。堀内のJFL初ゴールは苦しいチームを救う貴重なものとなった


5節

ホンダロックとの試合。この試合はホンダダービー。この試合は「ホンダ」のプライドがぶつかる。ホンダロックとの試合は苦戦を強いられている事が多い。

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清水がスタメンに起用された。試合はかなりHonda優位で展開された。しかし一瞬の隙をつかれて失点。HondaはHondaらしさを取り戻し、見ていてやっと元に戻ったというようなサッカーを見せてくれた。しかし、相手のDF伊勢選手に思いどうりに守られて得点を挙げることはできず終われば0-2。完敗となった。内容はとても良かっただけにショックも大きい試合だった。


天皇杯静岡県予選準決勝

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天皇杯静岡県予選では藤枝MYFCと対戦。J3では好調を維持しているチーム。過去には2-7で負けたこともある「なんとなく嫌」なチームである

試合では前半早々にピンチを作るも白坂が止める。Hondaも攻めてチャンスを作るも決めきれない。前半は中盤の山藤がいいポジショニングで攻守によって活躍した。両チームともワンミスで一気に崩れそうな緊張感のある前半になった。後半になるとHondaペースで幾度となくチャンスを作る。遠野のキーパー抜きもあったが得点を挙げることはできず、延長戦に。暑い中足がつる選手も両チームに出た。両チームともカウンターの攻め合いの中点取ることはできずPK戦に。相手の1本目を白坂がストップ。そのまま両チームが決め続けてHondaが決まれば勝ちというところでPKを止められる。サドンデスの1本目で白坂が止め5-4でHondaの勝ち。決勝に進出した。


6節

6節はラインメール青森と対戦。

この試合ではHondaが試合全体を通して圧倒。清水がJFL初ゴールを決めるが、得点はそれ以上挙げられず1-0での勝利となった。


7節

7節は令和最初の試合となった。相手は流経大ドラゴンズ。毎年メンバーが入れ替わるため新しいチームとなる。

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この試合では八戸が左サイドに抜擢される。試合が始まるとHondaペース。スタメンの八戸の突破から富田が得点。その後フリーキックを得ると大町がフワッと左上に決めて2-0。いい流れで試合を進める。その後もチャンスを作るが相手キーパーのスーパーセーブによって得点を挙げられない。後半に鈴木雄也が上がっていきFW顔負けのフェイントでゴールを決め3-0。快勝でラインメール戦からの連勝となった。



今回のブログはここまでにいたします。近いうちに更新するのでよかったらみてください。最後まで読んでいただいてありがとうございました